私が取り上げたい今日のトピックニュース

なにげなく見ている新聞やテレビ、パソコンなどでのニュースで私がちょっと気になった記事を書いています。
 

カテゴリー:国際

2013年02月28日

中国にアメとムチで調教される日本…反日感情は完全にコントロール下か?




今日は少し前のニュースなのだが、中国の政治情勢についてアメリカのコロンビア大学の教授と、ランド研究所という中国軍事研究の上級研究員が共著して書いている書籍からの話しである。
二人の詳しい履歴は置いておくとして、この記事では書籍の中より中国の対日戦略の考察について取り上げている。
記事のタイトルにもあるが、早い話しが中国は日本を「アメとムチで調教」しているというのだ。
もちろん中国国内にある反日感情もうまく政治に利用しているのもあげている。

中国という国は、日本の財政界には自国に同調する者に対して報奨を与え、反発している側に対しては懲罰を加えているという。
これは今に始まったことではなく、思い起こせば政界でも政府レベルとしてではなく中国内の要職と対談するなど過去から続いていることである。
財界においても同様に、中国に友好的であれば経済的利権を与えられていたようだ。
さらには、中国国民に根付いている反日感情を時には煽り、時には収めるなどうまくコントロールをして日本に過去の痛手を突いてくるのである。

同著では、「中国当局は日本側から政治や経済での譲歩、修正を奪うために日本側の『戦時の残虐』を持ち出し、日本側の罪の意識をあおり、中国側の道義的優位を主張する」としている。
さらには、「日中間の歴史や記憶をめぐる紛争は中国側の政策の動因ではなく、信号なのだ」と総括している。
このような対日調教戦略は日中国交樹立前の時代からあったようである。
また、著書には当局が国民の反日感情を利用する方法には、その感情が中国政府への非難へと拡大するという大きな危険があると指摘している。

今の尖閣諸島に関する問題で、中国の艦船領海侵犯や航空機による領空侵犯、さらには先日のレーダー照射など、いかにも暴走しているかの如く見れるが、私はそうは思わない。
このような行為も実は中国のしたたかな戦略(政策?)であると考える。
中国は我々が思っているほど暴走国家ではなく、むしろ日本よりも戦術に長けていると思える。
安倍首相は右極であるからなおさら、この孔子の如くしたたかな戦略に乗ってはいけない。
政財界の方たちも、自分たちは中国では優遇されており話が通るんだという甘い考えがおありならば、即刻捨てていただきたいと思う次第である。
いつまでも甘いアメばかりに群がっていると、そのうちに痛いムチで叩かれるであろう。





[余談]
これは、私が長い間愛媛の四国中央市にいたので良く知っているのだが、四国中央市と言えば紙の街で昔から紙産業が栄えていた。
ある時期その製紙機械を技術を含めて丸ごと中国に持っていったところ、完全にコピーされてしまい、中国産の安い紙の輸入が増え、国内の紙製品の価格が一気に下がってしまう。
この結果、日本の製紙企業はおろか、紙産業全体が一時期衰退してしまった。
アメとムチは使いようというが、その扱い方が巧い中国は政治でも同じのようである。




タグ:中国 反日
posted by ひろくん at 10:57 | Comment(0) | 国際 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年02月13日

北朝鮮核実験強行の裏の金正恩政権をよむ




このニュースが飛び込んできたのは昨日の12日のことだが、ここでは金正恩に視点をあてて書いてある。
記事を読んでみると、金正恩も父の金正日も「遺訓統治」であり、先代の遺訓を徹底して貫徹しているようである。
金正日は父金日成のもとで、国民を納得させ「先軍思想」「先軍政治」を言い出し軍事優先政策を強行した。
そのおかげで軍を掌握することができその地位を築き上げるあげることができたのである。
金正恩もしかり、「金日成・金正日」の教えを忠実に守ることで我が地位と権力を築こうとしているのだ。

しかし、この誤った政策(我々から見ると)も多くの自国民を犠牲にしてまで成り立っているのはご承知の通りである。
本来、金日成は「国民全体が豊かになれるように」と考えていたのだが、いつの間にか金正日が軍国主義に変えてしまい農民など地方の国民が貧しい生活を強いられている。
映像などで流れてくる平壌を見ていると先進国の感覚すらするのだが、実際には北朝鮮で餓死する危機の国民が280万人もいると昨年(2012年)取り上げられている。
また、最近では北朝鮮南西部の穀倉地帯、黄海南北道で数万人もの餓死者が発生し、親が自分の子まで食べていたというショッキングなニュースも覚えておられるだろう。

核実験だけではなく、ミサイル発射実験の時もそうだがこういった費用の多くが国民を犠牲にしてまで成り立っているのである。
過去には諸外国は支援の為に食料などの物資を送ったことがあったが、実はその多くが貧困な国民に与えられたのではなく、自分たちで分け合っていたとも言われている。

昨年のミサイル打ち上げには8億5000万ドル(700億500万円)ほど掛かったとみられており、これはトウモロコシにして250万トン、米140万トン(当時換算)が買えるそうで、トウモロコシ250万トンは北朝鮮の国民1900万人に1年分供給できる量らしい。
そして今回の核実験を含めた「核・ミサイル開発」に投入した費用は、28億ドル〜32億ドルと韓国政府はみている。
これは、トウモロコシにして933万〜1066万トン(1トン300ドル換算)にあたるそうで、北朝鮮国民全体に供給しても31〜36カ月間供給できるそうだ。

国連では今回の3度目の核実験に伴い、安全保障理事会が緊急会合が行われ北朝鮮に対する今後の制裁の強化を協議していくようだが、日本ではすでに安倍総理から在日北朝鮮総連幹部の「北朝鮮を渡航先とした再入国は原則認めない」という独自の制裁処置を発表している。
国連での制裁協議には、まず中国が反対してくるであろう。

過去にもいくらか制裁処置を行っているが、はたして本当に有効なのであろうか?
冒頭に戻るが、北朝鮮の主導者が自身の権力を築き上げ守り抜くには、「遺訓統治」を続けていかなければならないというジレンマに陥っているからだ。





北朝鮮の歴代主導者について。
金日成(キム・イルソン)
第二次世界大戦後、ソ連の支配の下、北朝鮮に朝鮮民主主義人民共和国を建国した。
死去するまで最高指導者の地位にあり、首相のあと国家主席を務めた。
また、北朝鮮の支配政党である朝鮮労働党の党首を一貫して就任している。
すなわち、朝鮮民主主義人民共和国の初代最高主導者であり、称号は「大元帥」、尊称は「偉大なる領主様」など。

金正日(キム・ジョンイル)
金日成の長男であり、最高指導者の地位を父より継承した。
国防委員会委員長、代朝鮮人民軍最高司令官、中央委員会総書記を死去するまで務めた。
実は、金日成の死去後、国家元首の地位は正式には継承しておらず、国防委員会委員長に選出された同会議において、国防委員長は「国家の最高職責」として決定された。
称号は「元帥」だったが、死去後「大元帥」を与えられている。
尊称は「偉大なる将軍様」など。

金正恩(キム・ジョンウン)
金正日の三男で父の死去後北朝鮮の最高指導者の地位を継承した。
父の死後、朝鮮労働党第一書記、国防委員会第一委員長、朝鮮労働党中央軍事委員会委員長、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員、朝鮮人民軍最高司令官となった。
本来は、空席となった朝鮮労働党の最高職である総書記と国家の最高職である国防委員長を継承するはずだが、これを自身が就任せず事実上廃止した。
称号は「元帥」。



posted by ひろくん at 11:47 | Comment(0) | 国際 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年02月12日

ローマ法王高齢により退位表明、自己意志による退位は約600年ぶり




今日の取り上げるのは海外に飛んで、ローマ法王が退位するというニュースだ。
記事を読んで今まで知らなかったのだが、ローマ法王というのは終身職であり存命中に自己の意志による退位というのは極めて異例らしい。
1415年のグレゴリウス12世以来、約600年ぶりということである。
記事については上のニュースを見ていただくとして、私が昔から疑問に思っていたローマ法王とバチカン市国について取り上げたいと思う。

そもそも、ローマ法王とはどのような地位にあるのだろうか。
世界的にも威厳のあるのだが我々日本人にとっては少し馴染みが薄いと思われる。
そこで調べてみると、ローマ法王とはローマ・カトリック教会の最高位聖職者とのことだ。
しかし、これではまだどれほどの地位があるのかまったく分からない。
少し歴史をさかのぼってみると、元来は古代キリスト教会の司教に与えられた尊称であり、初代教皇(法王)はあの聖ペテロ(キリストの12使徒の筆頭)である。
初期のローマ司教はペテロの後継者、ペテロの代理人を任じていたが時代とともに教皇の持つ権威が増していき、みずからをもって「イエスキリストの代理人」と任ずるようになる。

この「イエスキリストの代理人」の称号が初めて歴史上に登場するのは495年の教皇ゲラシウス1世だが、これは五大総大司教座(ローマ、アンティオキア、エルサレム、コンスタンティノープル、アレクサンドリア)の中におけるローマ司教位の優位を示すことに用いられた。
その後西欧キリスト教会は分裂、宗教改革運動により現在ではローマ教皇はローマ・カトリック教会の最高指導者の称号となっている。
また、教皇はカトリック教会全体の首長という宗教的な地位のみでなく、ローマ市内にある世界最小の独立国家バチカンの首長という国家元首たる地位も持っている。

余談だがこのブログを書いている途中でローマ法王のことをあえてローマ教皇とした。
特に大きな意味はないのだが、日本カトリック教会ではヨハネ・パウロ教皇(当時)来日以来、"Romanus Pontifex"の訳語として「ローマ教皇」を用いることに統一した。
ローマ法王というのはマスコミ用語で一般的にもそちらが使われている。
あくまでも、翻訳上の違いであるがあえて教皇にしてみた。

さて、少し歴史も見てみたのだが結局のところはローマ教皇の大きな威厳がよく分からなかった。
歴史的には物凄い威厳があるのは分ったのだが、どうして現在でも世界的な威厳があるのか。
よく分からないのは私がカトリック教徒でないからだろうか?





バチカン市国については長くなるので書きませんでしたが、詳しく知りたい方がいればこちらのホームページがいいかと思います。
そもそも教皇とは「イエス・キリストの代理人」であり、その昔は政治的にも絶大な威厳を持っていました。
その当時の「教皇領」こそ、現在ではバチカン市国としてしか残っていませんが、教皇の持つ威厳はそのまま引き継がれているようです。

posted by ひろくん at 09:51 | Comment(0) | 国際 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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